はじめに
ついに、ラスボス「コーティングブース」の作成に取り掛かりました。
……といっても、この記事を書いている時点で、すでに営業は始まってます(笑)
それでも、開業前のDIY奮闘記として残しておきたい内容なので、ちょっと遡って記録しておきます。
なぜ作るのか?目的は「温度管理」
ブースを作ろうと思った一番の理由は、温度の安定化です。
というのも、ガラスコーティング剤は気温が高くなるのにつれて、硬化速度が早くなるものが一般的です。(温度に影響されないのも一部あります)
なので、硬化したかわからなくなる冬場が一番重要ですが、夏の作業でもコーティング作業の流れを一定化させるために必要なるのです。
そこで、温度管理をするのに部屋が広すぎるため、コーティングを行うブース作成を行いました。
設計と材料選び
サイズは 奥行き6m × 幅4m × 高さ2.5m。
大きすぎず、最低限の作業スペースを確保できる広さで設計しました。
ただ、DIYでこの広さのブースを作るのに、どうやって作るか本当に考えました。
そこで考えた候補が次のとおりです。
1. 木造ガレージ — 却下:基礎を取るか、倉庫の壁や天井と繋げないとグラグラになるため
2. 木造のパーティションを立てて天幕を張る — 却下:安定度が低いため
3. 単管(鉄パイプ)製のガレージ — 採用!
ということで、単管でガレージを作りました!
因みに私は工業高校の建築科を卒業しているので、友人の建築士に各案が実現可能か相談しました(笑)
作業スタート
まずは、コーナンで買い出し。
単管を組んだ経験なんか無いので、ネット検索をしながら手探りで材料を購入していきました。
作業は助っ人の力も借りながら、3日間かかりました。
単管を組んで、合板を張って、シートをかぶせて……途中で材料が足りなくなったり…。
久しぶりに工具を持って作業しましたが、こうやって作業していると少し落ち着きます(笑)(私の前職はこちらから)

娘も応援に来てくれました!

なんとか完成
単管で箱を作って、筋交を入れて、シートを貼り、エアコン取り付け壁を作って、結束バンドでビニールカーテンを吊るし、ようやく完成しました!!!!

因みに、温度管理ができるかどうかですが、
エアコンが動き続けて、25度を維持するのが限界です(笑)
20から25度が理想なので、ギリギリセーフ?
温度が高い分には、コーティング剤を塗って拭き取る工程を細かく区切ることでカバーできるので、セーフとしましょう。(夏はコーティングよりも体調管理目的が大きいですね)
そのうち断熱性を向上させたいと思います。
おわりに
見た目は完璧とは言えないけれど、DIYならではの達成感はなかなかのもの。
なんとか、開店日までに必要な設備を整えることができました。
それでは、また何かDIYを行ったらこのコラムを更新したいと思います。