はじめに
まず、カービューティープロは系列店ではありません。量販店でもフランチャイズでもありません。
では何か、技術価値を保証するブランドというのが一番妥当と考えます。
カービューティープロとは?
東京都世田谷区に本店を置くカーコーティングのプロショップであり、技術者養成を行っています。
直営店は、東京・福岡・仙台の3店舗のみであり、あとは全てカービューティープロのブランドを背負うことが許可された別会社です。
本社の歴史
1976年: サニーサイド・モーターという社名で、中古のアメ車などを車内外綺麗に仕上げて販売する中古車業が始まりでした。
1984年: アメリカのBAF Industries(BURFORD AUTO FINISHES)が扱うPRO®︎ブランドの日本代理店になる。
以降カービューティープロとして、中古車販売で培ったディテーリング技術で、ディテーリング業を行いながら技術者養成を行う。
つまり、カービューティープロとして40年以上、前身も含めると50年以上の歴史とノウハウを持つ企業なのです。
BAF Industriesについて
1935年にアメリカのカリフォルニア州に創業し、ワックス、ポリッシュ、コンパウンド、塗料、クリーナー、バフパッドなどを全て自社施設で製造・販売まで行う唯一の会社です。
PRO®︎商品を、世界中に代理店を置き販売を行うことで、Industryつまりディテーリング業界を作り上げてきた会社です。
1986年には、世界で最も高価な車(1931年製ブガッティ・ロワイヤル、当時650万ドル)のワックスがけにもPRO®製品が使用され、1989年には『Professional Carwashing & Detailing Magazine』誌にて、PRO®製品が業界No.1として評価されました。(同様の結果は1991年の調査でも示されています)
※BAFのワックスにご興味がある方は、当店で購入できます。
プロ専用ブランドとしての信頼性
カービューティープロでは、長年培われた技術と高品質なBAFのPRO®︎商品を扱いカーディテーリングを行うことで、他者と差別化された価値を提供しています。
ガラスコーティング剤・セラミックコーティング剤などの一部の商品については、日本での自社開発品が本家のBAF製品の品質を上回ったことから、今はBAF製品と日本開発品の2種類を使用しています。
認定制度と技術者のレベルの違い
カービューティープロでは、品質価値を担保するために、カービューティープロのブランドを掲げることはもちろん、商品の販売も認定を受けたプロにしか行っておりません。
また、認定についても長期の養成期間と試験を通過して初めて与えられるものとなっており、これは他のコーティングブランドとは明らかに差別化された品質管理となっております。
もちろん、上には上がいる業界ではありますが、カービューティープロの看板を掲げているプロは、その最低ラインがとても高いということができます。
つまり、カービューティープロは、商品そのものよりも技術価値を保証するブランドなのです。
DETAIL KISHUが選んだ理由
私の前職は航空整備士で、技術職には携わっていたものの、自動車業界とは異なる分野からの起業でした。
初めはどこかのコーティング会社で修行することも考えたが、技術水準がバラバラのこの業界で、その本質を見分けるのが困難。
ましてや品質の低い専門店に入ってしまうと、その技術が当たり前と思ってしまう危険性もあり、東京のカービューティープロで技術を学ぶことにしました。→オーナーのプロフィールはこちら
今では、YouTubeやSNSで色々なコーティングや洗車専門店を見ることができるが、出鱈目な動画も多くあり、ましてやそこが人気を博していることもあったり。
本物の技術を学び、提供したい私としては、カービューティープロを選んだのは正解だったと確信しています。
▶ カービューティープロ本社の公式サイトでも、当店「DETAIL KISHU(和歌山)」が紹介されています。
👉 DETAIL KISHU 店舗ページはこちら(カービューティープロ公式)
他ブランドとの違いとは?
ここまでは、技術を中心に語ってきました。
取り扱う製品については、カービューティープロはとにかく価値に重きを置いています。
カービューティープロでは、コーティング以外にも、フィルムやラッピングなども扱っているが、やっぱり本業はカーコーティング。
私個人の感想ですが、コーティング剤へのこだわりが強すぎて、いつも製品化が遅れています。
最近でいえば「セラミックコーティング EXE-zero7」なんかは、世間でセラミックコーティングが出始めてから何年も遅れてようやく2025年4月にリリースしました。
ただ、EXE-evo1で他社のセラミックコーティングに対抗できていたというのもありますが。
商品紹介で出ることはないですが、EXE-zero7は最新の硬化技術により、従来のガラスコーティングとは異なる施工性の良さを実現しています。
そのため、施工ミスが起きにくいという特徴があるのです。
高級コーティング剤は、施工も難しいという専門店もあります。
その点カービューティープロは材料の単価を上げてでも施工性を高めているのではと私は推測します。
元航空整備士としては、ヒューマンファクターの影響を考える癖があるので、このEXE-zero7のレベルの高さに感銘を受けました。
もちろん他のコーティング剤のこだわりも素晴らしいです。→コーティング剤の選び方はこちら
まとめ:価値に本気なブランド、それがカービューティープロ
カービューティープロは、単なる製品ブランドではありません。
長い歴史と確かな実績、そして何より技術に対する真摯な姿勢が、全国の技術者たちの信頼を集めています。
「名前を出せば売れる」ではなく、「技術を伴う者にしか名前を貸さない」。
それがこのブランドの本質であり、私がDETAIL KISHUとして選んだ理由でもあります。
これからも私は、その名前に恥じない技術と品質で、お客様の大切な愛車と向き合っていきます。
最後に。私は“こだわり癖”がありますが、あくまで裏でこだわるタイプです。
お客様に押しつけることはありませんので、どうぞご安心ください(笑)